ガス燈(がすとう)って知っていますか?
滋賀県には「大津市」「彦根市」「長浜市」にガス燈が設置されており、その数は全部で8か所です。科学の発展と共に『あかり』としての役目は電気に譲られましたが、昔ではガスがあかりの役目を担っていました。
滋賀県の街にある、ほぼすべての街灯が電気によって灯されていますが、ごく一部の街灯は「ガス燈」として、今もなお滋賀県の街をあかるく灯しています。この記事では、そのガス燈について紹介します。
目次
滋賀県にあるガス燈の一覧と場所
大津市にあるガス燈
- なぎさ通り沿い:14基
- 明日香大津ガス燈広場:11基
- 北部地域文化センター付近:8基
- 長等小学校付近:7基
- JR石山駅北口付近:1基
大津市には全部で5か所にガス燈があります。
なぎさ公園にあるガス燈は、大津市のガス事業50周年を記念して設置されました。
「ふるさと都市大津」を創造する、風格あるまちづくりの一環として設置され、大正ロマンのあかりで湖畔を訪れる人々のやすらぎの場として、大津市企業局が設置したと石碑に書かれています。
昭和62年3月に書かれていたので、2023年現在では36年経過していることになります。つまり、大津市のガス事業は86周年というわけになりますね。歴史のあるガス燈です。
大津市のガスの歴史
大津市では、昭和12年3月に民間会社から譲り受けたのが、ガス事業の始まりとされています。市営化されてからは、供給区域の拡大・保全を担っており、現在では行政区域の約7割に供給を行っています。
長浜市にあるガス燈
- 慶雲館:1か所
彦根市にあるガス燈
- 四番町スクエア:2か所
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